老子23章 希言(きげん)は自然なり
~ 自分の意志を伝えるには 言葉が少ないほうが良い
現代は自分をどれだけ言葉で表現し、主張するか、ということが非常に大切な時代になっています。
対面して口頭で話すことだけでなく、メールやフェイスブック、ブログやツイッターなど、相手の顔を見ずに気楽に、世界に自分の思いを発信する時代にもなってきました。
更には、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、リモートワークや在宅での飲み会や会合など、ネット上での交流も増えていています。
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ポイント1:相手の話を聞こう!
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自分が夢中になって話すより、相手の話を聞くことです。
発言は足りないくらいで良いのです。
しゃべりすぎは要注意ですね。
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ポイント2;言葉は少ない方が良い
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本来、自分の考えを率直に伝える言葉は、それほど多くの言葉を必要としないのです。
たとえば、「この前は言い過ぎてごめんなさい」という意志を伝えたいときは、この率直な言葉をまず伝えるべきなのです。
それ以外の細やかな気持ちの変化やその経緯を、いいわけのように長々と話しすぎると、かえって、こちらの謝罪の気持ちが伝わりにくくなってしまうのです。
自然で楽しいコミュニケーションをするには、まずは率直にあなたの気持ちを言葉にすることですね。
そうすれば、あなたの言葉が素直な「気」となって相手の心に届くことでしょう。
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ポイント3:素直にありのままに
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私は話が下手です、という人が、驚くほど、自然に話していることが多いのです。
まず、自分が話し下手で、もっと上手にしゃべらなくてはいけない、そういう思いや、緊張を放かせば、あなたらしく、自然に話ができるはずです。
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