日本に伝わるタオイズム

こんにちは。道家道学院総本部です。


5月5日「端午の節句」を前に、各地域では、兜や五月人形、鯉のぼりなどの

展示や催し物が始まっているそうですよ。


さて、今日は日本に伝わるタオイズム「節句」についてお話したいとおもいます。


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日本の民間信仰である節句には、古来の純粋な民族信仰や、また中国から来た道教や陰陽道、仏教などのさまざまな影響をうけて日本に残ってきました。


そしてまた稲作文化だった日本では、まず人間の健康は主食である稲が豊作になることに大きな要因がありました。 

そのため天候に大きな注目が集まり、また天候、気候が順当であることが、人類の幸せにつながると考えられたのも当然だったでしょう。


節句とは、季節と季節の間に行われます。 

つまり来る季節の神様と、去る季節の神様のバトンタッチを上手にするために、邪神に邪魔されないように、様々な季節のものを供養してこれをお祭りしたのです。 

それによって季節の神様の交替が上手に進むように、という人々の願いがこめられているのが節句という風習なのです。


日本の季節と季節の神様のバトンタッチのお祭りに、中国から伝来した★五節句が重なって、現在の日本の五節句として残ったということが考えられます。


★五節句とは、

中国では月と日の数字が重なる日を祝日にする風習のことで

1月7日、3月3日、5月5日 7月7日、9月9日のことをいいます。


生きるタオより


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「端午の節句」は、

江戸時代、武家社会のころに男の子の成長を祝う行事となったようです。


5月5日「子供の日」と「端午の節句」では少し意味が異なりますが、

子供の健康と幸せを願うのは、いつの時代も同じですね。


今日も楽しくTaolife。健やかにお過ごしください。










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