こんにちは。道家道学院総本部です。
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今日は老子の言葉「天下みな美の美たるを知るも、これ悪のみ」を説いてみましょう。
これは、
「世の人達が、美しいものが解るのは、醜いものがあるおかげだ。
善ということが解るのも、不善があるからだ。」という意味になります。
美しいということは醜いということがなければ存在しえないというのです。
確かにそうです。
比較する対象があるから、美しい、といえるのですね。
善ということも善でないことがあるから善と認識されるのです。
つまりこの世の人間界での評価は、すべて相対的、比較の問題であり、
絶対のものなど何もないのです。
そんな小さな人間社会の比較に、一喜一憂するのをやめましょう。
そして、そういった評価ほど、移ろいやすく時代の流れで変化し、
評価が変わるものなのですから。
『老子』は さあ、自分は自分らしく、ありのままに生きていきなさい。
そう言っているのです。
それがTAOの無為自然の生き方なのです。
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本当の美しさとは、
心と体が健康であること。
つまり、気が充実したありのままの姿が一番美しいということです。
~生きるタオより~
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今日も楽しくTaolife。健やかにお過ごしください。
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